高断熱・遮熱効果で冷暖房効率アップの基本は窓の性能
高断熱・高気密な家に欠かせないのが『窓の性能』
断熱も遮熱も、窓から考えるのが一番効果的です。断熱材も重要ですが、高性能な窓を使用するのが、一番コストパフォーマンスが高く、性能共に効果があります。
「永く住む家」では、YKKAP社製のAPW310を標準仕様としてます。
私の経験ですが、性能は樹脂+アルミサッシよりも、樹脂サッシの方が断熱性能は良いのですが、見た目のデザイン性と、夏の暑さに対しての考え方、掃除のしやすさ、開閉性などを考えると、山梨県の気候特性では、APW310が一番良いのでは?と思っております。
もちろん性能重視の方には、樹脂サッシのAPW330や、トリプルガラスのAPW430もお薦め致します。
『永く住む家』ではAPW310を標準仕様としてます。
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APW310は「省エネ建材等級」において最高等級☆☆☆☆、または☆☆☆の商品です。
熱の出入りが減ると、エアコンの仕事が減る。良い窓を選ぶことはエコです。
アルミ樹脂複合+Low-E複層ガラスだから熱の出入りを軽減します。
2枚のガラスの空気層とガラス内側の金属コーティングにより熱の伝わりを軽減。単板ガラスの約4倍の断熱効果を発揮します。
目的別に選択できるガラスでより良い効果が得られます。
夏場の冷房効果を高める遮熱タイプと、冬場の暖房効果を高める断熱タイプをお選びいただけます。
冬暖かく、夏涼しい。窓の違いが<いごこちの違い>になります。
Low-E複層ガラスの熱のにげにくさは、単板ガラスの約4倍。真冬の寒い朝も室内温度の低下を抑えます。
Low-E複層ガラスは、太陽光の熱を、なんと約60%もカットします。夏の直射日光を受けても室内温度が上がりにくく、冷房負荷を減らします。
窓は「熱の出入り」が一番多い場所
冬、暖房で温められた熱の約半分は窓から失われます。また、夏に室内へ流れ込む熱の約7割は窓から入ってきます。部屋のいごこちは窓の断熱化で変わるという理由がここにあります。
結露はカーテンや窓額縁、床の汚れの原因になるだけでなく、住まいの耐久性にも影響を与えます。樹脂+Low-E複層ガラスは、この嫌な結露の発生を抑えます。
防露性能比較
ガラスにも、フレームにも結露が発生し、水滴が流れています。
ガラスにもフレームにも結露はみられません。
窓の工事で重要なのが、ほとんどの家に付いてませんが、窓の防汚水切り。壁を汚さなくなります。高性能な窓ですが、気密性能・防水性能を発揮するには、より確実な施工が大切です。
先張り防水シート・気密防水テープなど、窓回りの防水は念入りに行います。
どんなに性能の優れた窓でも、施工が悪ければ、性能は確保出来ないからです。
瑕疵担保責任の保険のデータによると、屋根よりも外壁や窓からの雨漏れが多いです。
外壁の雨漏りが増えた要因は、軒無し住宅が増えたこともありますが、窓の防水施工がちゃんとしていない事にも要因があると思います。
ガラスの性能で劣る日本製よりも、海外製のサッシなどを勧めている工務店やメーカー等もありますが、メンテナンス性や、非常時のガラス交換など、色々考慮すると、国産メーカーの信頼性が高いので、当社ではYKKAP製のサッシを勧めております。
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